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これからの仕事について
デザインを学びに東京の方へ進学し、卒業後の勤務時代には空港施設という大きな公共建築を経験しました。地元の旭川に戻ってからは、集合住宅、飲食店、物販店、事務所、スタジオ、サロン、美容室、結婚式場、宴会場など多様な施設の設計を担当し、計画地も稚内、名寄、富良野、美瑛、札幌、千歳、帯広、紋別など多方面へ走り、その土地の環境や地元の方達と触れ合いながら、研鑽を積ませていただきました。東京での暮らしはデザインの最先端に触れる機会が多いので、ファッション、インテリア、ショップデザインの流行というものも肌で感じることが出来ましたし、今でも勉強のための投資や、情報のチェック、建築を見て回りながら実際の体験を重ねています。そのような経験と日々の中で、北海道の住宅に対して感じていることがあります。それは、「もう少し細部に気を使い、住宅はその地域の景色だということを自覚し、長い冬を室内で快適に過ごすことを考えた温かみのあるデザインを考えるべき」という思いです。住宅のデザインを向上させることは、北海道の生活文化度を向上させることへとつながると思います。これまで、店舗と住宅の両方を設計してきましたが、店舗併用住宅については多くの実績があり、ノウハウも身についています。地方というローカルな場所は、かけられる予算、冬の厳しい自然環境、なによりも人口の数が違いますので、都会のデザインを追いかけるのではなく、北海道という風土や環境を踏まえた、長く使えるその場所それぞれのデザインを考えていくべきです。空間デザインとは、奇抜なかたちを作ってみたり、間接照明などの過度な演出をしたり、格好つけるためだけのものではありません。人のプロポーションに沿って、手触りや肌触りを考え、長く使える、愛着の持てる空気感を生み出すことが空間デザインの本質です。特に、これから建築をお考えのご夫婦や子育て中の方たちは、僕と同世代の方が多いと思います。同世代だからこその話しやすさ、スタイルや感性への共感、子育てなどの悩みもいっしょに共有したり、同時代を生きるという強みがあります。家の数を増やすだけの住宅産業が終わり、省エネは当たり前で環境問題も考えていかなければなりません。ご縁をいただいたお客様とは「エネルギーをかけない暮らし」と「自分のスタイルを大切にする居場所」を50年先のことも考えながら一緒に作って行きたいと思います。
経歴
1978年 北海道旭川市生まれ
1997年 旭川実業高等学校卒業
2000年 東京デザイナー学院建築
デザイン科卒業
2004年 旭川に帰郷
2011年 弊事務所開設